施工中の武雄新庁舎作業所において佐賀県立塩田工業高等学校建築科2年生39名職員2名を招いての現場研修会を開催しました。この研修会は、建築構造研修の目的として学校が企画したもので、当社はその依頼を受け実施しました。

現場研修会では、工事の概要に始まり、建設と地域との関わり、平面プランや構造等の建築計画、内外装材などについて、又、付随する新幹線事業についても、武雄市担当部署から説明が有りました。
続いて、現場撮影のビデオを見ながら、躯体工事関する最新技術や環境に配慮した内容について研修していただき、創意工夫や、人と人とのコミュニケーションを重視した施工状況も参考にしてもらいました。
その後、工事中の建物を質問を受けながら見学し、建物に取り入れている最新技術や環境に配慮した内容について説明しました。
建設労働者数の高齢化と減少が進み、技術・技能の伝承、人材の確保・育成、特に若年労働者の入職促進が建設業界全体の課題となっています。

当社では一人でも多くの学生が建設業に関心を持ち、将来建設に関わる職業に就くことを期待しており、今後もこのような機会を通じて建設業の魅力を伝えていきたいと考えています。